LEVEL390> ガンヘッド> ガンヘッドを見ながらダベる(仮)


ガンヘッドのストーリー解説に入る前に、 まず物語の舞台になる西暦2039年の地球とガンヘッドの開発について少し書いておきます。 とは言ってもこれはホビージャパンの「ガンヘッドメカニクス」でホビージャパンが独自に書き下ろした ガンヘッド開発史で公式の設定ではないはずです。

2001年〜

準常温超伝導物質が発見され、これを使用したレーザー兵器が東西両陣営でほぼ同時に完成されたことにより、核兵器が無効化されてしまう。結果として双方が歩み寄り、2005年に世界連邦が設立される。(この映画が製作されていた時はまだソ連は崩壊しておらず、結果として冷戦も継続していました。)

2005年〜

2001年に発見された準常温超伝導物質を使用したスーパーコンピュータ7台によって構成される世界連邦の管理システム『タイタン』が稼動を開始。全世界の資源配分を決定するほか、全世界への工業製品供給地として8JOに、タイタン自身の設計による『カイロン5』を建設。これと平行して各種兵器の無人化・及びタイタンへのデータリンクを行い、各地で頻発した紛争への対抗策とした。なお、世界連邦内部では国家は消滅し、州単位で自治が行われる。

2009年〜

人類の他の惑星への移住がさかんになる。「UHED」と呼ばれる昇降式プラットフォーム兵器の自主開発が開始され、2023年に完成。「ガンヘッド」と命名されて実戦配備が開始される。

2025年

カイロン5が突如人類に対し宣戦布告。タイタンは世界中のガンヘッドを集めて無人化改修を施し、ガンヘッド大隊を編成し、250機のガンヘッドを8JOへ派遣する。既存の兵器はカイロン5の技術を使用していたり、カイロン5とリンクしたタイタンの協力を受けたものであるため、タイタンが開発に直接関与しなかったガンヘッドが有効であると判断したのである。しかし373日に及ぶ戦闘の末に全滅。その後カイロン5は活動を停止する。ロボット戦争終結後、世界連邦は生活圏の編成を州単位からドーム単位に切り替える。

この後、2034年に映画の鍵を握るエネルギー物質「テキスメキシウム」がテキサスドームの研究所で開発され、映画の舞台である2039年へとつながっていきます。




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