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ガンヘッドとわたし

1989年夏
なぜ、この映画を見ようと思ったのか今となっては思い出せない。街を歩いていて、 看板がふと目に入ったのかもしれないし、あるいは新聞の映画欄を見て、これを見ようと 決めたのかもしれない。そもそも自分は普段は映画に行くような人間でもなかった。
映画館は結構人が入っていたように思う。この時買ったパンフレットは今も残っている。
もう一度、別の映画館に見に行ったときは自分以外の客はほとんどいなかった。というか、 記憶では自分の前にもう一人座っていたのが見えただけだった。前の人は煙草を吸っていた。 単に時間をつぶすために入っていたのか、それとも退屈だったのか…。
(2008.11.04)

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